令和2年度沖縄文化芸能を支える環境形成推進事業として行った「和楽器の音楽会」で、映像収録、その収録映像を編集して流しながら番組配信を行う企画をしたことで、そこから広がり、この2月・3月・4月と、そのスキルを活かした表現活動のお手伝い「そらなりStudio」が絶賛稼働中です。
元々私たちは夫婦でイベントを開催していたため、デザインも含めたフライヤー制作、音源制作、簡単な動画編集等はしてきましたが、このコロナ禍で、動画制作や配信等も学び、小規模程度であればそういったことも含めて表現活動のサポートができるようになってきました。
自分たちの表現活動はもちろん続けながら、これからは表現活動をしていく方々のお手伝いもできたらと思い「そらなりStuido」としての活動も始めました。
2月はコロナ禍で昨年から何度も公演が延期、また延期と繰り返してきた高校生の芸能公演を収録するというお仕事。糸満市の平和祈念堂でカメラ六台を使い映像収録し、12演目を編集し動画を作成しました。
荘厳な空間でした。
3月は沖縄県立芸術大学の大学院生による企画で「琉球舞踊・組踊観賞会」の収録・配信のお手伝い。こちらは音録りと映像撮りの両方を担当。音源編集・映像編集をさせていただきました。
本来はこちらも生の公演を行う予定が、コロナ禍で収録・配信に切り替えての企画でした。
4月は珊瑚舎スコーレというフリースクールの開校20周年記念 琉球ミュージカル「風とぅ土」の生配信を担当。カメラ4台を入れての生配信を行いました。生配信映像を少し編集してDVDにパッケージしてお渡ししました。
もちろん専門業者の方々には全然及びません。ですが、自分たちの表現者としての視点で音源・動画制作や配信をさせていただくことで、私たちなりのお手伝いができたかなと思っております。
配信の限界もあることはしっかり認識した上で、その活用方法はたくさんあると思います。
おじぃやおばぁ、両親までも観に行きづらくなってしまった学校行事の配信、企業のオンラインセミナー、県外や海外に向けた芸能公演配信、無観客の芸能公演収録、、、
表現の場を継続するために、配信だとしても続けていくことで、その場を絶やすことのないようお手伝いできたらと思います。
何かお困りごとがあれば、ぜひ「そらなりStudio」までご相談くださいね。