沖縄県北部、金武町を拠点に活動する金武町雄飛太鼓。
以前、この金武町雄飛太鼓のオリジナル和太鼓曲を作ってほしいとの依頼があり、
本日より、本格的に曲を伝えるワークショップがスタート。
海外移民の父と言われる「當山久三」さんの出身である金武町。
沖縄県の海外移民政策の先駆けとして、多くの沖縄の方々が金武町から世界へと渡っていきました。
そんな移民された皆さんが、沖縄を離れ海外へと渡る、その時の心境・心情を想いながら曲を書きました。
現在のようなインターネットも、電話も、もちろんスマホもない、外の情報が圧倒的に少ない時代。
移民を決めた方々が感じたことはなんだったんだろうか、、、。
それぞれに想いがあって、海を渡ると決め、大きな不安と、それ以上の夢や期待を持っていたんだろうなぁと。
もちろん想像でしかありませんが、雄飛太鼓がオリジナル曲を打つならば、やはりこの移民の方々の想いをテーマにした作品を作りたいと思い、創作しました。
全5回のワークショップで、なんとか曲の全貌、できるだけ細かいニュアンスまで伝えたいと思います。
こういったオリジナルの楽曲制作依頼も時々ありますが、その歴史や背景を知ると、何もない状態での曲とは全く違うものが出てくるので自分でも色々な発見がありますね。
埼玉県にある武州岩槻総鎮守 久伊豆神社の奉納舞「孔雀の舞」のための舞曲「孔雀の舞」(そらなり-SORANARI-)、
東京上野にある五條天神社の1900年鎮座祭に合わせて作曲した奉納曲「五條太鼓」(凌大)、
和風ダンスミュージックとして依頼を受け制作した「大江戸華ノ乱」(そらなり-SORANARI-)
など、テーマに沿った楽曲作り、好きです。
新しい太鼓の曲が欲しい、和風な音源が欲しいなどなど
楽曲制作承ってますので、ピンときた方はぜひご依頼くださいませ。
とにかく雄飛太鼓のみんながこの生まれたばかりの曲を形にしてくれるのが嬉しすぎる。
がんばっていきましょう!
指導に熱中しすぎて写真まったく撮れなかった(笑)